河合 義徳… Kawai yoshinori


「心豊かな価値を創造する事業者」に向けて、潜在的顧客開拓のためのアプローチ手法構築、組織運営円滑化、資産の再活性化などによる事業バリューアップをサポートする事業カウンセラー

JimdoCafe

Jimdoの使い方だけではなく、表現方法や事業サービス、商品の訴求方法まで、カジュアルな雰囲気の中、利用者同時で高めあえるビジネスコミュニティ

学べる空間提供とセミナー、ワークショップの開催。(大阪・神戸)

インタビューさせていただいた方のご紹介

  • お名前  河合義徳さん  (男性)
  • 肩書き     Backstage,Inc. 代表     
  • 事業所名 Backstage,Inc. 
  • ホームページアドレス
    http://backstage-inc.jimdo.com/    
     

河合さんに初めてお目にかかったのは、このホームページを製作しているとき。ど素人の私が、どう作ろうかいろいろ調べていたとき、タイミングよくある会社のセミナーでKDDIの方がJimdoの紹介をされていて、直接教えてくれる場があるということを知りました。それがJimdoCafe。主催者のおひとりである河合さん。話される言葉は、心地よい重たさ感。軽すぎず、重すぎずちょうどいい。

サラサラ流れる河の水でも、足をとられるほど重い泥水でもない、効能がたくさんある、ちょっとトロミのある温泉みたいな感じです。

(この例え、わからない? ではぜひJimdoCafeやセミナーに参加して、お話してみてくだいね)

いろいろとお話させていただいている中での河合さんのこの一言。

「実は、自分の家は自分でプチリフォームしたんです。」

この言葉から、ぜひお話を伺ってみたいとインタビューをお願いしました。

コラムや雑誌インタビュー、執筆などの依頼も殺到している河合さんの暮らし造りについてです。


上左:Before ・上右:after

家族横並びで視線が合わないダイニングテーブル?‼︎

いまのお住まいはマンションの建て替え前からいろいろなエピソードがおありで、お話を聞いていると「遊びに行っていいですか?」と言いたくなりますが、私が「いいな」と思ったのは、最初のお住まいのこと。リフォームを自分でやってみようと思われ、なかでもダイニングテーブルについては、なかなか発想できないデザインにいきついたそうです。そのデザインとは。。。

普通ダイニングテーブルって四角で、みんなの顔がみえるような食卓を囲むスタイル。だけどうちは食事するときに、誰にも目が合わない(笑)映画「家族ゲーム」の食事シーンのように、みんな同じ方向を向いて食事する。理由は奥行きが普通のテーブルの半分だから。間取りの関係でそのサイズのテーブルしか置けなかったのが理由だけど。でも素材にはこだわり、一目惚れしたテーブルを半分に切って作ってもらった。実際に置いてみたら、意外にイイ感じ仕上がったし、家族も気に入っていて、コミュニケーションだってちゃんととれた。


暮らしや住まいを自分たちで愉しんで整えると人の意識も変わる

そうやって、自分たちの暮らしを1つ1つ決めていった結果。いままであまり器なんか気にしなかったのに、インテリアの雰囲気に合う自分好みの器を選ぼうとするし、妻の服装スタイルも変わっていった。これって暮らしを愉しむことのモチベーションが上がっているっていうことだよね。それがたとえ不完全であっても、愉しむようになるとそれなりに成長できたりする。


完成したものに頼らない、「不完全を愉しもう」

ものだって使い続けて「育てる」んだ    

「私は、河合さんがおっしゃる「不完全を愉しむ」という言葉がとても共感します。最初は少し足りなくても、時間をかけて自分らしく整えていくことを「メンドクサイ」と思う人が多いような気がするのですが。。。」

完成品を「買う」ということが当たり前になってしまっていることが、そういった感覚にさせるんじゃないかな。家族のありかたとか、自分の日々の過ごし方なんて「少しの成長」があればいい。むしろいちいち「完璧」ばかりを求めると、成長が止まったり、依存型になってしまう。暮らしに成功や正解なんてないと思う。

例えばテーブルについた「傷」だって、価値あるものに変えていける。日々使っていくものが傷ひとつないなんて、その方が不自然だよ。傷や凸凹が増えるということは、生活してるって証。そして、それが我が家のオンリーワンとして「味」になる。そう思えば、何気ない暮らしの中からじわじわと満足度が増していく。長く使うものは大事なものに育てていく、そう思うと毎日丁寧に暮らせると思う。微笑ましい自己満足は、成長の証でしょ?合理化や効率化の中から出てくる画一的な商材に囲まれた「完璧」がスタンダードの悪循環。そんな人間性を欠いた完璧のどこが楽しいんやろ?不完全を愉しもうよ!


楽しんだもの勝ち→愉しんだもの価値

とにかく暮らしを楽しみたいと思う。それは決してお金があるなしだけでは語れない。「暮らしってなんだろう?」「どうしたら自分の家族が毎日愉しめるだろうか」と家族みんなでチカラを抜いて考えることだと思う。

まずは「家族内マーケティング」からはじめてみるといいかもしれない。マーケティングってむずかしそうだけど、決まりやルールを決めるんじゃなくて「愉しむためにどうするかを考える」こと。言い換えると「家族文化の創造」。家庭にも文化ができると、もっと心豊かは暮らしはできると思う。先の話につながるけど、「不完全を愉しむ」、このちょっとしたところからでイイ。その気軽さを無くして、自分らしいスタイルの愉しみ方なんて見つかるわけが無いと思っている。


喜びを早く求めるのではなく、ジワジワと年月が経つにつれて自分にとっての価値が上がっていく暮らしのはじめ方、素敵ですね。暮らしを愉しむが(勝ちじゃなくて)「価値」。家族で「どうしたら愉しくなるか」話してみることなら、すぐにできそうです。河合さん、ありがとうございました。
●記事作成:レジデンシャルオーガナイザー吉本とも子

インタビューページトップにもどる

ホームページトップにもどる